「そこな暇そうなおぜうさん、俺の楽しいお話を聞きたくは無いかい?」
「暇じゃないしおぜうさんじゃない」
にべもなく言い放たれた。
それでも番弥はそこに立っていたし、草明はしばらくして目をあげるのだった。
「聞く?」
番弥がニッと笑った。
「タイトルは」
「え」
「タイトル」
不機嫌そうな顔で睨みあげるように聞かれて、番弥はいつものことながら少したじろいだ。
「と、とんでったバナナ…」
…ガンッ、と、
机の上にコップがたたきつけられた。
「もうお前は自転車で買い物行くな!」
怒鳴って草明は部屋を後にしようとする。
「わーわー待てよ、ヒロ!早く食べないと本当傷んじゃうんだよぅ、一緒に食べてよ!!」
ズルズルと後ろにすがりつく番弥に草明は、
「バナナケーキでも作れ!」
と至極まっとうな答えを出して去って言った。
「あ、そっか」
パンと、ひざを払って番弥は立ち上がった。
そして台所の方へ鼻歌混じりに歩いていった。
買ってきたバナナが当たってて凹んでます。
春名です。
草明=ヒロ氏。忘れ去られつつある事実(私が忘れそう。
ふあぁ、お昼です。
もじゃっと眠い。
絵板描いたりしてたら全然普通絵進んでなかった。
うわぁ。
夕方までに一枚は仕上げたい。
できればもう一枚今日中に描きたい。
うーん、どうだろう。
部屋も少し片付けたいなぁー(ぼんやり
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