日記は「王様の耳はロバの耳」の穴のようなものだと言った。
人に言えないことを叫ぶ穴
お話そのものはほとんど覚えてない。
でもここは多くの場合穴だ
でもってロバ耳がはえてるのは自分なのだった
この穴に叫んだものは何人かに伝わることを知ってる
だから本当は少し自由じゃない
でも叫ぶのは結局誰かに話す代わりなのだ
だからここがいい
何度も潮時かなぁと思うけど、ここに残す
最近もう何だって潮時かなぁと思っちゃうのだ
自分から屠ることを考え
何だって自分で終わらせられるんだ、と思うと、一応続けてゆける
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