駅前のTSUTAYAがレンタル専門の本屋部門のないものだったときは軽く絶望したが。
なんと住み初めてから駅前に本屋ができた。
小さな本屋なので品揃えは期待できないが、本屋はあることに意味がある(と私は思っている
この本屋に初めて訪れた時、私は特に買いたい本もなく軽い下見のつもりだった
店内に入るとおっさん店長と中学生か高校生と思われる少年がポツポツとはなしていた
どうやら学生は近所の野球部で、店長はその大先輩にあたる元野球部員らしい。
学生は恥じらうようにはなしづらそうにしながらも「そんな話もっと早く聞きたかったですよ」といった
店長は「まだこの先もあるじゃないか」と言ったが、学生は「俺ももう三年っすから、引退ですよ」と言った。
ドラマだなぁ。と思ったが、本屋が舞台なのがなんとも。
その後何度か本を買いに寄っているが、店長は威勢がいい。
「ありがとう、ありがとう!」「まいどあり、まいどあり!」何故か二回言うおっちゃんだ。
アンタには野球部のコーチか八百屋が似合うよ…と思いつつ、つい余計な本を買ってしまう私であった。
買わないで帰るのがなんだか悪くて…
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