ある日悪魔がやってきてボクに言いました。
「大変だ。ピンクの牙と9本の角を持つ魔王がやってくる
そいつはカラスを100匹食べて、羽根を生やし、あちらへ飛んでいってしまうんだ。」
悪魔は大変うろたえて空を指差していました。
「そんなのボクには関係ない、どっからか来てどっかへ行ってしまうものだろう」
悪魔は悲痛な顔で叫びました。
「ひとでなし!」
悪魔は来たときと同じように大変慌てた様子で飛び去って行きました。
でもその悪魔の背中には鴉のような羽根が生えています。
きっとアイツも鴉を食べたんだぜ。
オチにくる言葉の違和感を強くしてみました。
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