| Admin | Write | Comment |
ついった
アーカイブ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「じゃあお祭りを楽しんでくるといいよ。僕も気が向いたら顔を出すかもね」
奴はそう言って闇の中へ去っていった。
どうせ祭りに来ている女をたぶらかしに街の外れに来るのだろう。
私とストロベリーは街道へ戻った。
街までは大した距離では無い。
大きい街だ。
農業の街。そして狩猟の街だ。
街道を少し行くと、麦畑が大きく広がる。
収穫の季節。そこは黄金に染まる。
赤や青に塗られた木のシンボルが祭りの時期には畑に立つ。
私の胸の印と同じ…または同じ起源の形だ。
街の周りはもちろん他の作物の畑も多く存在した。
街から少し離れた山とその麓には鹿や兎が多く棲み、そこは狩猟の場となっている。
フレグランスは闇の眷属であるが、狩猟の神でもある。
奴を祭る神殿も多分街にあるのだろう。
街には象牙色の壁の二階、三階建ての建物が並ぶ。
農作物が通る道は広くとられ、荷車が通り易いように道は舗装されている。
今は祭りの為に建物からは畑に立てられたシンボルと同様の印が染め抜かれた麻の大布が下がっている。
そしてそこここに黄色の花が飾られていた。
出店が建ち並び、祭りの衣装を着た人々が街を踊り歩き回る。

街に入ると黄色の花輪をかけられた。
彼女には花の冠を。
「"ガーランド"は花冠の意味を持つ。勝利や豊穣の象徴だわ」
彼女は言った。
「"ガーラ"…発音はどっちかって言うと"ゲイラ"だけど、それはお祭りの意味」
彼女は魔法の研究をしているから、言葉や物事の意味に敏感で詳しい。
「ガーランディアと言う名と、それが関係あるかはわからないけど」
青い瞳が微かに細められ、祭りに浮かれる街に注がれている。
"カーラ"という名の意味を聞こうかと思った。
ただのあだ名だと思われた。
しかし彼女が私につけた名というだけで、
この名には意味があると思われる。
私は彼女に何も聞かなかった。
「さて。私たちも祭り衣装に着替えましょう」
「あぁ…」
彼女の後ろ姿についていく。
黄色い花の溢れる街を。

拍手[0回]

PR
A clear enemy does not exist in the world
僕らが生き難い理由だろう
僕らの憤り 僕らの悲痛
どこにも向かない
痛み

拍手[0回]

家に 帰ったら 11時半でした 春名です

晩飯食ってません。
五時過ぎに食べたトマトのサンドイッチが最後でしょうか。
ミルクティーも切れてかなりたちました。
空腹は通り過ぎて気持ち悪いです。
何かもう下手するとこのまま寝てしまうのが幸せかなとも思い。

今やりたいこと
・絵を描く
・足を塗る
・ミルクティーを飲む
・酒を飲む

今残っている仕事
・衣装を作る
・デザインの他案を作る

……ひとまずエネルギー切れで頭働かないス。

今日練習が延びたのは結構自分のせいもあるのでもう何とも言えず疲労。

私は既に何のために役者をやっているかを見失いつつある。
いや見失っているんのだろう。
私は既に何のためにデザインサークルにいるか見失っている。

本当は理由などわかっているのだろう。
しがらみと打算だけでないと信じたいのだが。
「今を幸せに生きる」を目標に生きていた私にはやはり投資はキツイ。

キツイと思わずに楽しいと思ってやらないと辛くなる。
そう言われたけれど、楽しい何て無理に思えるものなの?
本末転倒。
今の自分は最高に本末転倒だが。

楽しいこともあるから救い。

傷ついた自分は灰色にして捨ててしまおう。
新しい自分はいつか
うず高く積まれた灰色の山のてっぺんに立つ
高い高い山の上に 立つ

この日記を公開していることが私の弱さなのだろう。

拍手[0回]

音楽死なない、決して死なない
でもぼくを殺すことができる
       (pre-school "Black and White")

プリスクールが活動を休止します。
もう結構前から知ってるんですが。
こないだジャパンを読むまで全然現実感なかったんですが。
あぁいう音楽を作る人たちがいなくなるのはとても寂しいです。
鋭い曲で。
凄く好きなのですが。
音楽は死なないですか。
確かに音楽は人が殺せます。
きっと私も既に何人か殺されているでしょう。
今、私は音楽に生かされているクチですが。
私にとって、友人の方が私を殺す存在かもとも最近思いますが。

何人も何人も私が死んで、灰色の私が足元に積もって
沢山死ぬから、自分が守られる

ボロボロ崩れ落ちていく灰色の自分がいるとたまに思うのですよ。

えーと何はともあれプリがさようならなのです。
年内で活動休止です。
プロモ集のDVDを買いたいです。
誕生日かな。
12月。
お誂え向きですね。

今日は劇研をお休みにしてデザインサークルの方のお仕事。
Tシャツのデザイン。
下書きに線入れて作った。三つ以上つくるって言ったけどまだ一つ。
面倒くさい宿題は終わった。
あと英語の簡単な宿題もやらなきゃ。
衣装の型紙終えて仮縫いまでいけたらベストかな。
私が休むたびに衣装が出来上がる劇研てなんだかな。
役者との両立はやっぱ難しかったのだろなぁ。
役者だけやってたら滅入るけど。
役者だけじゃなくても滅入ってるけど。

ところで作業するとついつい沢山モノを食べ続けてしまう。
太るよ。
やばいよ。

拍手[0回]

めっきり足のページと化してますね。
メイキング足。

<img src=http://haruna-b15.hp.infoseek.co.jp/ni/asi8.jpg><img src=http://haruna-b15.hp.infoseek.co.jp/ni/asi9.jpg>

新聞を張子の方式で張っております。
指が難しい。ちょっと適当。

<img src=http://haruna-b15.hp.infoseek.co.jp/ni/kabo.jpg>

こっちは劇研用かぼちゃパンツ。
何故か異様に可愛い。
カボチャパンツが流行ったらこんなのはきたい。
流行らないけど。
流行りませんか。

モノを作ってる自分は果てしなく上機嫌だと思う。
根気がある。
借りたミシンとなかなか友達になれなくて、スッゴイセッティングに時間かかってたりしますが。
縫い目凄いゆがんでたり、下糸の調子がどうしてもゆるかったりして仕上がり汚いんですが。
見栄えはうまく出来てます。
衣装は遠目で見てよければいいんで。
どうせならもっと横に膨らしてもいいかも。

ずっとモノを作ることだけしていられればいいのにと思うと少しネガティブになる。そんな風にはしていられないから。
結局のところ私はモノをつくるのが好きで。
自由にそれができていることが幸せだ、
料理もつくるところが好き。
手を使って何かを作ることは、荒いけどよく出来る。
完全にこっちが得意分野だなぁと思う。
やることの過程をかなりよくシュミレーションできる。
作業の途中でまた新しいイメージが浮かぶ。
モノが出来ていくのが楽しい。

演劇も同じなのだろうけど。
役者は何か感覚違うなぁ。

ところで部屋がすっかり作業部屋化してしまい、水溶きボンドが入ったバケツやらアイロンやら布やら教科書やら酷く散らかっている;
今日はロフトで寝るしかないなぁ。
あぁ足も転がってる…嫌な部屋だな。

拍手[0回]

≪ Back   Next ≫

[486] [487] [488] [489] [490] [491] [492] [493] [494] [495] [496]
忍者ブログ [PR]