（上のつづき）
しかし自分の親の専門分野をマジメに意識したことがあんまりなかったよな。
両親ともに化学のはずなんだが、父は電気関係が好きだし、母は数学が好きだ。
母は生物をやったことないらしいが水族館で長く一緒に見てるのは母だ。
数学が好きだって言う割りに物理も多分あんまり知らない。
あとそういえばぜんぜん忘れてるんだが弟も理系なんだった。
大学ではサークルで遊びまくってることしか知らないが、宇宙系じゃないっけ。
結構物理系ということだ。
でも弟が理科に興味あるってそもそも知らなかったんだよな。私は博物館とか大好きなタイプだったけど。
父も電気関係好きって行ってもモノの構造考えたり作ったりするのが好きなのかなぁ。
知識を得るのは好きな雑学タイプだが。
機械の内部見て「美しい」ってウットリするのが私で、内部見て分解をしはじめるのが父か。
どうも全員理科への美学や興味が別のトコにある気がする。

あと料理は比較的全員好きみたいだ。
弟のがチェーン店とはいえ厨房やってたので私より技術はあると思う。
オムライスがきれいに作れるんだ弟は。
私はできませんがチキンライスはおいしくつくれます。

料理店行くとどれがおいしいだのいまひとつだのいちいち評価する家です。
おいしいとどうやって作ってるかも考えたりします。
何でも美味しいといって食べるわけではないので他でやるとたまに好き嫌いが多いといわれる。
本当に食べれないのは生のタマネギとかくらいですけどね。
作ってもらった料理でも親相手ならここ失敗してない？ってとこは言ったりする。
美味しいって言う＝感謝じゃあない家だったんだなぁ。

良い悪いの評価をよくする家だった。
改善点もよく口にする家だった。
そういう風に育ってるのを最近良く意識する。
それこそ良い点も悪い点もあるんだけれど自分的にはそんなに嫌いでもないから良いことかな。
そもそも両親の影響を強く受けて育てたことは幸福なんだろうと思います。

なんだか家族の話になった。

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