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ついった
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彼はたまにいなくなった。
いつもの部屋で待たせてもらう。いつまでも帰ってこない。
荷物はあるんだけど。と彼の友達はコーヒーを入れてくれた。
コーヒーが飲みおわっても、彼は帰って来なかった。
私は彼を探しにいった。
彼は中庭の木の下にいた。もう日は沈んでいて、寒かった。
彼は見つかっちゃったと笑った。
煙草を吸っていた。
「世界はなんて寂しいんだろう」
彼は言った。
空には星が出てきて、澄んだ空気が冷たくて。
肌寒くて。
彼の煙草の火がちらちら見える。
互いにもう何もしゃべらなかった。

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ふと木々の間の闇が揺らいだ。
「お祭りに行くのかい?」
闇から人の形が生まれ出る。
短い髪が薄い紫から水色に光る。
瞳は赤。しかし片方。もう片方の瞳は閉じられ、細い矢印のような模様が閉じられた瞼を縦に横切っていた。
細身の体で左腕は肩は肌を出しているが、先への途中で服へと変わり、袖から手のひらが覗く。
そのように体を作る方が楽なのだ。
私と同じく神だった。
闇の一族。その王子。
闇の眷属は精霊と呼ばれるものも悪魔と呼ばれるものも一つの国に属する。
その王国の王子。
身分は高いが身は軽い。
よく人の国へ行っては人間の女をたぶらかすらしい。
私はかなり……古くからの知り合いであった。
友人では、ない。
「フレッグ、あなたも行く?」
彼女の言葉に、彼は大げさに肩をすくめた。
「カーラのお祭りだろ?僕はゴメンだなぁ。僕のお祭りだったらいいんだけどね」
私は彼を睨んだ。
「フレグランス。お前にその名を呼ばれる筋合いは無い」
「僕のことはフレッグって呼んでくれよ、ガーランディア。
 君は相変わらずお堅いね。こんなヤツといると肩がこらないかい、ストロベリー?」
彼は飄々とストロベリーに歩み寄る。
「お荷物を持ってくれるから肩はこらないわよ。あんまりからかわないでやってね。
 拗ねるから」
彼女は笑顔で応じている。
私は拗ねたりはしない。
不機嫌になるだけだ。
「あれ。釣りなんかしてるの?そんなもんはさぁ…」
フレグランスはひょいと川べりに腰を落とすと、川の水に手を触れる。

-ビッ!

川の中の小石の影が上へ細く伸び、数匹の魚を弾き上げる。
「ほーら、簡単」
フレグランスはニッコリと手を広げた。
草の上に落ちた魚がビチビチと跳ねた。
「ふふふ。簡単だけど情緒がないわ。
 結構釣りも面白いのよ?あなたもやってみるといいわ」
彼女は笑って釣竿をしまった。
「じゃあお昼にしましょうか。フレッグも食べていくでしょう?」
「あぁ。喜んで」
ちゃっかり腰を下ろす奴だ。
火の準備は私の仕事だろう。
まぁかまわない。薪はもう準備してある。
いつもの昼の風景だ。
奴が彼女の近くに座ること以外は、なにも気にすることは無い。

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夏の終わりは私の魔の季節だなぁとつくづく思った。
秋は結構好きなはずなのにな。

http://haruna-b15.hp.infoseek.co.jp/kinmoku/1.htm

金木犀。
描こうと思ったときに描けなかったからかなりイメージ薄れてしまった;
しかも作画に相当無理があった。
全然ちゃんと描けてない;
描きたかったものに近いような遠いような。

いいにおいがして。
涙が出そうになったのでした。

音楽が聞きたいです。
ひさびさにラジオを聞きました。

今日は人を泣かせました。
もう彼女とは仲良く出来ないかもしれません。
私は彼女を怒ったのでした。
あまりに計画性が無くて私は彼女が理解できません。
馬鹿みたいに悲しいです。
悲しいから腹が立つ。
悲しいのは自分を悪者にしてしまったせいかもしれません。
自己中

悲しいのは溝を作ってしまったからかもしれません。
自分が人に優しく出来ない人間だと再認識したからかもしれません。
私が無理をしないと彼女と付き合えないとわかったからかもしれません。
馬鹿みたいに悲しい。
そんなことばっかりだ。
何にもままならないのだ。

最近傷が多い。
幸せなことも合ったのだけど。
それは美味しいものを食べられたり、人に優しくされたなぁと思ったときとかで。
でも痛いことのが多くて。
やっぱり人から離れてしまいたくなる。
くだらないくだらない。
モーサムのニッケを聞いたり。見知らぬところを聞いたり。
冷たいコードを聞いたりする。
とっても眠りたい。
とっても眠りたくない。
明日がきて欲しくないからだ。
暗いなぁ。

…結局
人に嫌われるのが嫌なのである。
自分が嫌われるようなことしかしていないと思うから、こんなにも悲しいのだろう。
あぁあ自己認識が痛い。

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モーサムの音楽が癒し系なこのごろ。
(mo'some tonebender。なかなかわかる人もいないのだろう)

一個前の日記がグッタリだったのに、今日も重役出勤だチクソ。
胃にきまして。
寝て直してみる。
午後頑張るス。長持ちせんけど。

そいや「豊穣の街」。
こっそり他所で連載してたりするのですが、
こっちに頭から上げ始めました。
やっと苺祭りの彼らのお話を文字にできてます。
一年くらい(もっとかな)寝かされていたお話で。
カーラが苺嬢にラブすぎて書いてて痛いお話ですよ;

さて、ミルクティー買って学校行こう。

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気合入れて学校の外周二周走ったら肺(?)が痛くなり午前中ダウンでした。

頑張るぞーと思って走りにいって、ずっと一周しか走ってなかったのに、劇研女子で一番速く走ってたりしたら。
激痛;
一週半目あたりで何か右の肋骨半ばあたりが痛くなってきて、でもどうせだから最後まで頑張ろうと走りきったら、痛くて呼吸があまりできない感じに;
もうなんていうか本当自分虚弱で嫌ですね。
精神的にただでさえ弱いのに、気合入れたときに限って体がついていきません。
まぁこうなるからあまり運動しないように勝手に意識働いていたりするのかもしれませんが;
人並みには頑張りたいんですけど。
人並みに出来ないことは無いと信じたいんですけど。
なかなかままならないものですね。
自分がどれくらい他人と違うかなんてわかんないですもん。
でも明らかに虚弱っぽい気配。
それは言い訳に出来ないんだろうなぁ。
いや、痛かったら言い訳にもなるんだけどね。
言い訳できたからといって自分の自尊心が傷つかないわけでもないのよ。
運動は幼い頃から激しく私の自尊心を傷つけてくれているからなぁ。
走るの好きだけど、とても傷があるのよね。
未だに傷増やして本当くだらないです。
それでも嫌いじゃないんだよ。

ひとまず痛かったとき気胸かもーとか思って、高校の頃に気胸になってた知り合い思い出して近いような遠いような症状に悩む。
でも病名があっても無くても痛いものは痛く、意味は無い。
病院は嫌いなのでできるだけ行きたくないなぁとか。
ひとまず痛みが治まったので放置。
でも痛みが怖くて呼吸がいつも以上に細い。
タダでさえ細いのに。

ついでに長く走ると気道が傷むんだけど、粘膜弱ってんかなぁ。
もうダメ度マックスで。

現在の台本の何箇所かにギャグのネタが浮かんだ。
使ってはもらえなそうだし、うまくできなそうかな。
私の役じゃないとこだしね。
バランスもあるし
でもも少し面白いシーン増やしたいかなと思ったのだ。
何か堅実すぎてオリジナリティに欠ける気がしている。
あんまり私が手を出せる領域じゃないんだけど。

殺陣の練習キツイよ;
そんなすぐに覚えるのは無理;
もう少しリズムも作らなきゃ見栄えが…
息合わせてやらんとならんのにまだまだです;
同じ動きイメージできて無い気がするなぁ。
反復練習。

総合して鬱。
まだあと一月は日記は暗いかもしれません;
面白いことも探します。多分。
ヘタレ。

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