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ついった
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何かものすごく書きかけの日記が消えた。
うあ、辛い。

えーと、
絵サイトなのに絵の更新なしでも客足途絶えずアリガトウゴザイマス。
現在は日記での「凄い友人」の連載がサイトのメインになるかと。
あと謎詩とたまに「壁」に絵アップで。
キリバン4567踏まれた方はご一報くださいませー

なんか長文書いてたけど書き直す体力は無く。
ぐったり。
病人はやはりおとなしく寝ていたほうがよいのだろうか。
はう。

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次の日の昼休みに結果を聞いたんだ。
「身分不相応」
奴はそう称した。
俺は怒った。
奴は大切な所を俺には話さなかったが。
「世の中には・・・」
奴は俺の怒りの声をさえぎって言った。
「差別とかがある。仕方ない。誰でも世間体は気にする。
 だから化粧もするし、愛想笑いもする。」
「お前の髪、地毛だろ」
奴は少し俺の顔を見た。
「兄弟のこととか関係ないし。
 お兄さん刺したとかそんなの理由あるんだろ。お前さ、好きでそんなことする奴じゃねぇもん。」
俺は不条理だと思うから怒る。
何でそいつが怒らないかがわからない。
もう、疲れてるのかもしれない。
「彼女が怒るのは当然だ」
「逆ギレだろ」
「人に自分の醜いところを指摘されて怒らない奴はいない」
「お前だって怒っていいはずだ。」
俺は言った。
「別に怒らなくてもいいだろう。」
そいつはまたフェンスの向こうを見ていた。
「お前彼女欲しいか?」
「は?何言ってるんだ」
そいつは唐突に質問をしてきた。
繰り返して聞いた。
「お前は誰かと付き合いたいか?」
「そりゃ・・・そのうちには・・・」
そいつは立ち上がりながら言った。
「じゃあ俺といるべきではない」
俺も立ち上がった。
「殴るぞ。」
「俺といても何も得しない」
「それは」
俺はそのとき胸を張って反論した。
「俺の決めることだ。」
きっぱり言い放った。
ちょっと自分はカッコよかったんじゃないかと思う。
だがそいつは俺の頭をぽんぽんとなでて言った。
「お前は大物になれるよ。」
ちょっと微笑んで言った。
チャイムが鳴った。
出口のほうへ歩いていく。
--お前は大物になれるよ。
なんだそれと思った。
なんなんだよ。
(続く)

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ものっそ風邪ひきました。ぐだり。
私て体弱いですか。あぁぁぁ
きっと私の体が必死に馬鹿じゃないと言うアピールをしようとしているのだろう。
食後は若干元気なのでも少しだけ元気だと思われます。
スーパーカーのHIGHVISIONは真剣にいいアルバムだと思ったり、プリのチェリーパイとかダンシングが耳から離れなかったり、森博嗣の封印再度を読んだりしています。
WHO INSIDE?で最高。
凄い友人は明日続きを書けるといいなぁ。ぐだり。
明日復活しないと授業初日から出られなくなっちゃうよ;;
頑張れ俺。

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屋上。風が強い。
彼女は髪とスカートを押さえた。
彼は入り口の建物の影に彼女を誘った。
風の鳴る音だけがしばらく響いた。
二人は少し距離を置いて立っている
彼女は彼から目をそらし、ふせた。
「好きだよ。」
風向きが変わって突然吹き込んだ。
でも彼女は彼の目を見た。
彼の目は灰色だった。
彼はもう彼女のほうを見ていなくて、フェンスの向こうの空を見ていた。
光が映って綺麗だった。
「ごめんなさい」
彼女は泣きそうだった。
彼は空を見たままだ。
「私、あなたのことを知らないし・・・
 なんか怖い・・・イメージだったし・・・」
彼女は怯えたように言った。
必死に言葉を繋げていた。
「それに・・・」
「俺のことは」
彼の声がさえぎった。
「知っているんだろう。だから、だ。」
変に澄んだ声だった。彼はもうすべてわかってしまっていた。
彼女は彼のほうにしっかりと向いた。目を見て言った。
「だって、しょうがないじゃない」
強い口調になって言った。
「貴方の兄弟は皆腹違いだって言うし、お兄さんを昔刺したんでしょう?
 髪だって灰色で、全然、普通じゃないじゃない」
ヒステリックにわめくように言う。
「私は普通なの。貴方となんていられない。」
彼は空を見ていた。
「彼からも手を引いて欲しいの」
彼女は強く言った。普段のやさしい面影はもはや無い。
「彼だって迷惑なはずだわ。貴方といるだけで他の人は皆、陰口をいうのよ。」
彼の反応がないからただ強く言葉を叩き付けていた彼女は、ふと彼がこっちを向いたのでびくりと身を固めた。
「お前、あいつの事好きだしな。」
彼女の頭をぽんとなでた。
「俺が悪かった。」
そう言って彼は校内に帰っていった。
彼女は・・・
(続く)

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愛された灰の石は
幸福を噛み締めながら
ふと我に返り
離れた仲間のことを思った
似たような姿
そのなかで特別だったのか
嬉しい
同じでも選ばれたのか
嬉しい
灰の石は幸福だった
仲間もいつか愛されることがあればいいと思い
再び幸せの中で目を閉じた
 
 
与えることは無い
ただ思う
灰色の綺麗な石をバスから見た。
欲しいと思ったけど大切にできないから拾っちゃ駄目だな。
バスからだから取れないけど。
ちょっと欲しかった。

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