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ついった
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身を裂くような痛み、
実際に背は裂けてそこから何か黒いものが噴出し、それに乗って血が巻き上がっていた。
見えぬはずの背の様子がヒドク鮮明に見えた。
その黒いものは俺の死だ。
すでに一度死を迎えたはずの俺の身体のどこにそんなに残っていたのかというほどの死が、
激しい勢いで噴出し天へ上っていった。
ガンガンと頭が鳴る。
血が降る。
そして噴出した死の代わりに多量の闇が流れ込んで、
いつか俺は闇そのものになっていた。
既に俺の身体は闇でできていなかったか?
問いも闇へ溶けた。
これがクロウ・クローウァッハという存在になるということ。
一瞬綺麗に見渡せた静かな闇に、
また
うるさいほどの情報が流れ込んでくる。
--どれがオマエか?
沢山の俺が並んで視界を飛ぶように流れていった。
俺は俺を手に入れなければならなかった。
あますことなく俺を。
ひとつも離してはいけない。
俺は自分の中に浮かぶ正しい脅迫観念に従って、
その長い闇を抜けていった。

 
 
・・・・・・・・・・
pushing up daisies
って言葉を習った。
=dead
だそうだ。
こんなイディオムいきなり教える英語の先生がちょっと変だ。
音楽であるみたいなので、そっちがらみかなぁ?
音楽好きな先生らし。
あっちの番弥代替わりの話。

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